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英語での書類選考で不採用になる原因とRejection Letterへの適切な対応

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外資系企業やグローバル企業への転職活動において、英語での書類選考(英文レジュメやカバーレターの提出)は最初の大きな関門です。自信を持って提出したにもかかわらず不採用の通知が届くと、語学力が足りなかったのか、それとも経歴が不十分だったのかと悩んでしまうことでしょう。英語圏の採用基準は日本とは異なる独自のルールやマナーが存在します。ここでは、英語の書類選考で不採用になる主な原因や、英語で届く不採用通知(Rejection Letter)の読み方、そして返信のマナーについて詳しく解説します。

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英文レジュメが不採用になる日本人が陥りやすいミス

英語の書類選考で落ちてしまう最大の要因は、語学力そのものよりも「英文レジュメ(Resume/CV)の作法」を守れていないことにあります。多くの日本人が犯しやすい間違いとして、日本語の履歴書や職務経歴書をそのまま英語に直訳してしまうケースが挙げられます。日本の履歴書は形式的な経歴の羅列が中心ですが、英文レジュメは自分を売り込むためのマーケティングツールとしての役割が求められます。

具体的には、主語(I)を省略し、「Managed」「Created」「Increased」といった力強い動詞(Action Verbs)で文を始めるのが鉄則です。また、日本的な「謙虚さ」は書類選考ではマイナスに働きます。「チームの一員として貢献した」という曖昧な表現よりも、「プロジェクトを主導し、売上を20%向上させた」といった具体的かつ数値に基づいた個人の成果(Achievement)を強調する必要があります。さらに、顔写真や年齢、性別、家族構成などの記載は、英語圏(特に米国)では差別につながるとして不要とされる項目です。これらが記載されていると、現地の採用慣習を理解していないと判断され、不採用の原因となることがあります。

英語の不採用通知(Rejection Letter)によくあるフレーズ

英語で不採用通知が届いた際、その文面特有の表現を知っておくと内容を素早く理解できます。件名には「Update on your application」「Application Status」といった事務的なものが使われることが一般的です。

本文では、以下のようなフレーズが定型句としてよく使われます。

  • “We regret to inform you that…”(残念ながら〜ということをお知らせします)
  • “After careful consideration, we have decided to pursue other candidates.”(慎重に検討した結果、他の候補者を進めることに決定しました)
  • “Although your qualifications are impressive, we have decided to move forward with a candidate whose experience better matches our current needs.”(あなたの経歴は素晴らしいものですが、現在のニーズにより合致する候補者を選びました)

これらの表現は非常に礼儀正しいビジネス英語であり、直接的な「No」という言葉を使わずに不採用を伝えるものです。日本の「お祈りメール」と同様に、個別の不採用理由は書かれていないことがほとんどです。文面から特定の理由を探ろうとするよりも、定型的な通知であると割り切って受け止めることが大切です。

英語の不採用メールに返信(Reply)は必要か

英語の不採用通知に対して返信をすべきかどうか迷う方も多いですが、基本的には日本と同様に「返信は不要(No response needed)」です。特にシステムから自動送信されているようなメール(no-replyアドレスなど)には返信しても意味がありません。

ただし、エージェント経由ではなく企業の採用担当者(Recruiter)やHiring Managerと直接やり取りをしており、かつ面接に進んだ後や、非常に丁寧なフィードバックをもらった場合には、感謝のメールを送ることでプロフェッショナルな印象を残すことができます。これを「Thank you note」と呼びます。将来的に別のポジションで空きが出た際に思い出してもらえる可能性を少しでも残したい場合は、以下のような簡潔な英語で返信すると良いでしょう。

【返信の例文】
“Dear [Name],

Thank you for letting me know the status of my application. While I am disappointed to hear the news, I appreciate the opportunity to be considered for the position. I wish you and the company all the best.

Sincerely,
[Your Name]”

ATS(採用管理システム)対策とキーワードの重要性

外資系企業や大手グローバル企業では、ATS(Applicant Tracking System)と呼ばれる採用管理システムを使って、レジュメを自動的にスクリーニングしているケースが増えています。このシステムは、Job Description(募集要項)に含まれるキーワードがレジュメ内にどれだけ含まれているかを判定し、基準に満たないものを自動的に不採用にすることがあります。

そのため、どれだけ素晴らしい経歴を持っていても、募集要項に使われている専門用語やスキルセットの単語がレジュメに含まれていないと、人間の目に触れる前に不採用になってしまうリスクがあります。書類選考を通過するためには、応募するポジションごとにJob Descriptionを熟読し、そこに書かれている重要なキーワード(Keywords)を自分のレジュメの中に自然な形で盛り込む「最適化(Tailoring)」の作業が不可欠です。

次のチャンスを掴むために見直すべきポイント

英語での書類選考で不採用が続く場合は、第三者の視点を取り入れて改善することが近道です。ネイティブスピーカーや、外資系転職に強いエージェントにレジュメの添削(Proofreading)を依頼し、英語として自然か、文法ミスがないか、そしてアピールポイントが英語圏の文化に即しているかをチェックしてもらいましょう。単なる翻訳ではなく、英語のロジックで構成されたレジュメに生まれ変わらせることで、通過率は確実に向上します。

不採用は「能力の否定」ではなく、あくまで「そのポジションとのミスマッチ」か「アピール方法のズレ」です。英語特有の表現やフォーマットを習得し、戦略的に書類をブラッシュアップし続けることで、グローバルなキャリアへの扉は必ず開きます。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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