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転職活動の履歴書。「全商簿記」はアピールになる? 書き方と評価

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転職における履歴書の資格欄と「全商簿記」

転職活動において履歴書を作成する際、「免許・資格」欄にどのような資格を記載すべきか、悩まれる方は少なくありません。特に、高等学校(主に商業高校)在学中に取得した「全商簿記(全国商業高等学校協会主催 簿記実務検定試験)」について、これを記載すべきか、また、転職市場においてアピールポイントとなるのか、判断に迷う場合がございます。

転職で「全商簿記」はアピールになるか

結論から申しますと、「全商簿記」の資格も、応募先の職種や自身のキャリアによっては、アピールポイントとなり得ます。採用担当者は、履歴書の資格欄を通じて、応募者の「基礎的な知識・スキル」や「学習意欲」を確認しています。全商簿記は、簿記に関する基礎的な知識を有していることを示す公的な検定試験であり、記載すること自体がマイナスになることはございません。

「全商簿記」の記載が特に有効なケース

「全商簿記」の資格が、転職活動において特にアピールとして有効に機能するケースがございます。

一つは、事務職や経理職(あるいはそれらの補助業務)へ未経験から転職を目指す場合です。実務経験がない中で、簿記の基礎知識を有していることは、その分野への適性や学習意欲を示す強力な証明となります。

二つ目は、社会人経験がまだ浅い「第二新卒」や20代前半の方の場合です。職務経歴だけでは伝えきれない自身のポテンシャル(潜在能力)を補完する材料として、学生時代に努力した証(あかし)となり得ます。

何級から記載すべきか? 1級・2級が目安

転職活動の履歴書に記載する場合、一般的にアピールしやすいとされる目安は「2級」以上、特に「1級」であれば、会計や原価計算を含む専門的な知識を有していると評価されやすくなります。もし「3級」のみを保有している場合、応募先との関連性が薄ければ記載を見送る判断もございますが、前述の未経験職種への応募などの場合は、基礎知識のアピールとして記載しても良いでしょう。

「日商簿記」との比較について

転職市場(特に経理・財務分野)においては、一般的に「日商簿記(日本商工会議所主催 簿記検定試験)」の方が、より広く認知され、実務的な評価も高い傾向がございます。もし、「全商簿記1級」と「日商簿記2級」の両方を保有している場合は、日商簿記2級を優先的に記載(あるいは併記)する方が、アピールとしては伝わりやすい場合がございます。

履歴書の資格欄への正しい書き方(正式名称)

履歴書の資格欄に全商簿記を記載する際は、略称ではなく、必ず「正式名称」で記載するのがビジネスマナーとしての基本です。「全商簿記1級」といった一般的な略称ではなく、「全国商業高等学校協会主催 簿記実務検定試験1級 合格」のように、主催団体名と試験の正式名称を正確に記す必要がございます。取得年月も忘れずに明記します。

結論。応募先との関連性で判断する

転職活動の履歴書において、「全商簿記」の資格は、応募先の職務内容(特に事務・経理系)との関連性が高い場合や、自身の学習意欲を示す補足材料として、記載することは有効な手段であります。自身のキャリア全体の中で、その資格がどのような位置づけになるのかを判断し、戦略的に記載することが求められます。

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キャリアアドバイザー
人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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