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看護師の転職。履歴書の「業務内容」はどこまで書くべきか

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看護師の転職と履歴書における業務内容の記載

看護師の方が転職活動を行う際、応募書類として履歴書と職務経歴書の二つを準備することが一般的であります。履歴書を作成する上で、特に「職歴欄」に、これまでの「業務内容」をどの程度詳しく記載すべきか、悩まれる方は少なくありません。履歴書は応募者の基本的なプロフィールとキャリアの概要を伝えるための書類であり、その限られたスペースの中で、自身の経験をいかに簡潔かつ的確に伝えるかが重要となります。

履歴書の「職歴欄」と「職務経歴書」の役割の違い

まず理解しておくべきは、履歴書の「職歴欄」と、併せて提出することが多い「職務経歴書」との役割の違いであります。履歴書の職歴欄は、応募者が「いつ」「どの病院(法人)に」在籍していたのかというキャリアの「概要(事実)」を、時系列で簡潔に示す場所であります。

一方、職務経歴書は、その在籍期間中に「具体的にどのような業務内容(例。〇〇科での看護、使用機器、リーダー経験など)を担当し」「どのようなスキルを培ってきたのか」を、採用担当者に詳細に説明し、アピールするための書類であります。

履歴書の職歴欄。業務内容の基本的な書き方

履歴書の職歴欄に業務内容を記載する際は、詳細な説明(作文)をするのではなく、自身の経歴の「要点」が伝わるよう、簡潔な補足を加える程度に留めるのが一般的であります。

まず、入職・退職の年月と、法人名、病院名(施設名)を正式名称で正確に記載します。

(記載例)

「〇〇年〇月 医療法人〇〇会 〇〇病院 入職」

所属部署・診療科の明記が業務内容の「概要」となる

採用担当者が応募者の経験をイメージできるよう、履歴書の職歴欄においては、病院名(法人名)の次の行、あるいは同じ行に、配属された部署名や診療科を簡潔に記載することが非常に有効であります。この「所属部署」の記載そのものが、応募者の「主な業務内容」の概要を示すことになります。

(記載例)

「〇〇年〇月 医療法人〇〇会 〇〇病院 入職」

「 〇〇病棟(循環器内科)配属」

「〇〇年〇月 一身上の都合により退職」

このように記載するだけでも、採用担当者は応募者が「循環器内科の病棟看護業務」に従事していた、という概要を瞬時に把握することができます。

業務内容の補足(役割など)

さらにスペース(枠)に余裕がある場合や、特にアピールしたい役割があった場合は、簡潔に補足することも可能です。

(記載例)

「〇〇年〇月 医療法人〇〇会 〇〇病院 入職」

「 〇〇病棟(外科)配属(リーダー業務を担当)」

「〇〇年〇月 〇〇クリニック(外来・内視鏡室)へ異動」

「現在に至る」

このように、具体的な業務内容(例。「注射、採血、点滴」など)を細かく羅列するのではなく、「どのような部署・役割であったか」を示すことが、履歴書の職歴欄における業務内容の適切な書き方であります。

詳細な業務内容は「職務経歴書」でアピールする

履歴書の職歴欄は、あくまでキャリアの「概要」を伝える場であります。具体的な看護業務の内容(例。急性期患者の全身管理、周術期看護、急変時対応など)、使用経験のある医療機器、プリセプター(新人指導)としての役割、委員会活動への参加といった詳細なアピールポイントは、全て併せて提出する「職務経歴書」の方で、具体的に、かつ詳細に記述する必要がございます。

履歴書と職務経歴書の役割分担を意識し、履歴書では自身の経歴の「概要」を正確かつ簡潔に伝え、職務経歴書でその「詳細」と「強み」をアピールすることが、書類選考を通過するための鍵となります。

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キャリアアドバイザー
人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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