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転職活動と履歴書。「引っ越し予定」の正しい書き方と伝え方

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転職活動と「引っ越し予定」の記載

転職活動において、応募先企業の勤務地が、現在の居住地から通勤困難な遠方にある場合がございます。その際、採用担当者は応募者の履歴書を見て、「遠方だが、本当に入社できるのだろうか」「毎日の通勤負担が大きく、早期離職につながるのではないか」といった懸念を抱く可能性があります。

履歴書に、採用が決まれば「引っ越し予定」である旨を適切に記載することは、こうした採用担当者の懸念を払拭し、自身の入社意欲を明確に示すための重要なポイントとなります。

「引っ越し予定」を記載する適切な場所

「引っ越し予定」である旨を記載する場所として最も適切なのは、履歴書の「本人希望欄(備考欄)」であります。

履歴書の「住所欄」には、応募時点で居住している「現住所」を正確に記載するのが原則であり、ここに引っ越し予定先の住所(未定の場合も多い)を記載するべきではございません。

「引っ越し予定」の具体的な書き方(例文)

自身の状況に合わせて、簡潔かつ明確に「引っ越し予定」である意思を記載します。

ケース1。採用が決定したら引っ越す場合

採用担当者の「通勤できるのか」という懸念を払拭し、入社意欲を示すための、最も一般的な記載方法であります。

(例文1)

「採用いただきましたら、速やかに貴社(御社)の近隣(あるいは〇〇市内など)へ転居(引っ越し)の予定です。」

(例文2)

「貴社(御社)への入社にあたり、転居(引っ越し)に支E支障はございません。」

ケース2。入社可能日と併せて記載する場合

転居(引っ越し)には、物件探しや手続きなど、一定の期間が必要となります。その期間も考慮した上で、現実的な「入社可能日」の目安を併記すると、採用担当者はより具体的なスケジュールを把握でき、親切であります。

(例文1)

「採用いただきましたら転居いたします。入社可能日は〇〇年〇月〇日以降となります。」

(例文2)

「現在在職中ですが、内定をいただき次第、現職(前職)の業務引き継ぎ及び転居の準備のため、〇ヶ月程度での入社が可能です。」

ケース3。選考期間中に(別の理由で)引っ越しが決まっている場合

応募先への入社とは別の理由で、既に選考期間中の引っ越し(転居)が決まっており、住所や連絡先が変わる場合も、本人希望欄にその旨を記載しておく必要がございます。これは、選考プロセス中の重要な連絡に齟齬(そご)が生じないようにするための、ビジネスマナーとして重要であります。

(例文)

「〇月〇日に下記住所へ転居予定です。〇日以降のご連絡は、下記までお願いいたします。

新住所。〒〇〇〇-〇〇〇〇 (新しい住所)

電話番号。〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇」

「引っ越し予定」と記載するメリット

履歴書の本人希望欄を活用し、転居(引っ越し)の意思を応募者側から主体的に提示することは、採用担当者が抱くであろう「通勤負担」や「入社意思」に対する懸念を、事前に解消する効果がございます。「遠方だから」という理由だけで書類選考で見送られてしまうリスクを減らし、自身の高い入社意欲をアピールすることにもつながります。転居先が具体的に決まっていなくても、「引っ越す意思がある」ことを示すことが重要であります。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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