お役立ち情報
PR

転職活動の履歴書。旧姓は記載すべきか? 書き方と注意点

keireki0530
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
スポンサーリンク

転職における履歴書と「旧姓」の悩み

転職活動において履歴書を作成する際、結婚などで姓が変わり、現在の姓(本名)と、過去の職歴や保有資格を取得した際の姓(旧姓)が異なっている場合、履歴書に旧姓を記載すべきかどうか、悩まれる方は少なくありません。履歴書は応募者の基本的なプロフィールを伝える公的な書類であり、その記載方法には配慮が求められます。

履歴書への記載は「現在の本名」が原則

まず大前提として、履歴書の氏名欄には、現在の戸籍上の氏名、すなわち「本名」を正確に記載するのが基本ルールであります。採用後の入社手続き(社会保険、雇用契約など)は、全て現在の本名で行われるため、公的な応募書類である履歴書も、現在の本名で作成する必要がございます。

なぜ「旧姓」の記載が問題になるのか

現在の本名を記載するのは原則でありますが、採用担当者が応募者の経歴を確認する上で、旧姓の情報が必要となる場合がございます。例えば、採用担当者が前職の企業に在籍確認(リファレンスチェックなど)を行おうとした際、応募者が旧姓で勤務していた場合、現在の本名では本人確認がスムーズに進まない可能性がございます。

また、履歴書の資格欄に記載された資格(例。看護師免許、保育士資格など)が、旧姓のまま登録されている場合も、資格の有効性を確認する上で、旧姓の情報が必要となります。

履歴書への「旧姓」の具体的な書き方(併記)

こうした採用担当者側の確認作業に配慮し、経歴の連続性をスムーズに理解してもらうために、履歴書の氏名欄に「旧姓」を併記(かっこ書きで添える)する方法が、最も一般的で推奨される書き方であります。

氏名欄への併記(記入例)

氏名欄に、現在の本名(戸籍上の氏名)を記載し、その横、あるいはふりがな欄などに、旧姓であることを明記した上で併記します。

(記入例1)

氏名:「山田 花子 (旧姓:佐藤)」

ふりがな:「ヤマダ ハナコ (キュウセイ:サトウ)」

(記入例2)

氏名:「山田 花子」

ふりがな:「ヤマダ ハナコ (旧姓:サトウ)」

本人希望欄などを活用した補足

もし、氏名欄に併記するスペースがない場合や、より詳細な説明が必要な場合は、履歴書の「本人希望欄」や「備考欄」を活用して補足説明するという方法もございます。

(記入例)

「前職(〇〇株式会社)では、旧姓の「佐藤」で勤務しておりました。」

「資格欄に記載の〇〇(資格名)は、旧姓の「佐藤」で取得しております。」

職歴欄・資格欄は現在の本名で統一

履歴書の職歴欄や資格欄に記載する氏名は、原則として現在の本名で統一します。旧姓で在籍・取得したものであっても、氏名欄や本人希望欄で「旧姓は佐藤である」という補足がされていれば、採用担当者は同一人物の経歴として理解することができます。

結論。「旧姓」の併記は採用担当者への配慮

転職活動の履歴書においては、現在の戸籍上の氏名(本名)を記載することが大原則であります。その上で、過去の職歴や資格が旧姓のままである場合、採用担当者が経歴の確認をスムーズに行えるよう、氏名欄などに「(旧姓:〇〇)」と併記することは、非常に有効な「配慮」となります。自身の状況に合わせて適切に補足し、経歴の透明性を高めることが、書類選考を通過するために重要であります。

応募書類の作成を専門家へ相談して転職成功
サイトの目的や、書類作成アドバイスを詳しく知る

応募書類マスター

応募書類マスター
サイトの目的
応募書類マスター
応募書類作成のアドバイス
転職活動の状態ごとに、必要な知識を学べる

おすすめ転職支援サイト

キャリアプランの相談
キャリアプラン案内所
面接のアドバイス
面接のトリセツ
年収交渉アドバイス
給与交渉ナビ
ABOUT ME
ライト
ライト
キャリアアドバイザー
人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
※当サイト記事はリンクフリーです。ご自身のサイトへ自由にお使い頂いて問題ありません。ご使用の際は、文章をご利用する記事に当サイトの対象記事URLを貼って頂ければOKです。
記事URLをコピーしました