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30代の転職。履歴書の「学歴」欄はどこから書く? 書き方の基本とポイント

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30代転職における履歴書の「学歴」欄の役割

30代の転職活動において、採用担当者が応募者を評価する上で最も重視するのは、学歴よりも「職歴」、つまり、これまでに培ってきた具体的な実務経験や実績、そしてマネジメント能力などであります。20代の若手層の転職とは異なり、学歴そのものが選考の決め手となるケースは減少する傾向にあります。

しかし、だからといって履歴書の「学歴」欄の記載が疎(おろそ)かで良いというわけではございません。学歴欄は、応募者の基本的なプロフィールや経歴の正確性、そして基礎的な学習能力を示す項目として、依然として採用担当者の確認対象であります。30代の社会人として、この欄を「正確」かつ「丁寧」に記載することは、ビジネスマナーや信頼感を示す上での基本となります。

30代の履歴書。「学歴」はどこから書くのが適切か

学歴をどこから書き始めるかについて、厳密な決まりはございませんが、ビジネスシーンにおける履歴書では、義務教育(小学校・中学校)の卒業については、記載を省略するのが一般的であります。

30代の転職活動においても、一般的には「高等学校」の入学・卒業から記載を始めるのが通例であります。最終学歴が大学(短期大学、専門学校)であれば、高等学校の入学・卒業と、大学(短期大学、専門学校)の学部・学科名の入学・卒業を記載します。大学院(修士課程・博士課程)を修了している場合は、大学卒業、大学院入学・修了(取得学位)まで記載します。

学歴欄の基本的な書き方ルール(30代も共通)

学歴欄を記載する際の基本的なルールは、30代の転職であっても変わりません。まず、1行目の中央に「学歴」と見出しを記載します。次の行から、入学・卒業の年月を時系列で記載します。この年月(和暦または西暦)は、履歴書全体(職歴欄など)で必ず統一します。

学校名は、「〇〇高校」といった略称ではなく、「〇〇県立〇〇高等学校」のように、必ず「正式名称」で記載します。大学の場合も、「〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科」まで、学部・学科名を正確に記載することが求められます。

浪人・留年・休学・中退がある場合の書き方

30代の転職においても、学歴欄は事実を正確に記載する必要がございます。浪人や留年をした場合、入学と卒業の年月が自動的に調整されるため、あえて「浪人」「留年」と記載する必要はございません。

休学した場合は、その事実と理由(例。「〇〇年〇月 〇〇大学〇〇学部 休学(病気療養のため)」)を簡潔に記載し、復学した事実も記すと丁寧であります。

中途退学(中退)した場合も、その事実を正直に記載する必要があります(例。「〇〇年〇月 〇〇大学〇〇学部 中途退学」)。中退の理由(例。「経済的な理由により」「〇〇(別の分野)への転向のため」など)を簡潔に添えておくと、面接での説明がスムーズになる場合がございます。

30代の転職では「学歴」よりも「職歴」が重視される

30代の転職選考では、学歴(学校名)が応募資格として明確に設定されている求人(例。「大卒以上」)でない限り、学歴そのものが直接的な合否を分けるケースは、20代の転職に比べて減少します。採用担当者がより注目しているのは、学歴欄の後に続く「職歴」欄、そして併せて提出される「職務経歴書」に記載された、これまでの具体的な実務経験や実績であります。

学歴欄で求められるのは、華々しい経歴よりも、自身の経歴を「正確」かつ「丁寧」に仕上げ、社会人としての基本的な信頼感や誠実さを示すことであります。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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