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銀行員(銀行勤務経験者)の転職。職務経歴書の書き方とアピール術

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銀行員の転職と職務経歴書の重要性

銀行員(銀行勤務経験者)の方が転職活動を行う際、職務経歴書は自身のキャリアと高度な専門性を伝えるための、極めて重要な書類となります。銀行での業務は、預金、融資、為替、証券など多岐にわたり、その専門性は非常に高いものがあります。しかし、異業種や他業界へ転職する場合、その専門的な業務内容を、民間企業の採用担当者に分かりやすく「翻訳」して伝え、自身の価値を的確にアピールする工夫が求められます。

職務要約。キャリアの核を簡潔に示す

職務経歴書の冒頭に記載する職務要約は、採用担当者が応募者の全体像を把握する上で非常に重要です。ここでは、銀行員としての経験年数、経験した支店(営業店)や本部での役割、そして主に従事してきた業務分野(例。「法人向け融資・渉外業務」「個人向け資産運用相談(リテール業務)」「内部事務・管理業務」など)を、3行から5行程度で簡潔にまとめます。

職務経歴。担当業務の具体的な記載方法

職務経歴欄は、自身の経験を具体的に示す核となる部分です。単に「銀行業務全般」と記載するのではなく、担当した業務を分野ごとに明確に分けて記述する必要があります。

法人営業(融資・渉外)経験の書き方

法人営業(融資・渉外)の経験がある場合、担当していた業種、企業規模(中小企業中心、中堅・大企業など)、担当社数などを明記します。その上で、「新規融資先の開拓」「既存取引先への融資提案」「運転資金・設備資金の審査・実行」「ビジネスマッチング(販路拡大支援)」「経営課題に対するコンサルティング」といった、具体的な業務内容を記載します。

個人営業(リテール)経験の書き方

個人営業(リテール)や窓口業務の経験がある場合は、「預金獲得」「投資信託、保険商品などの金融商品販売」「個人向けローン(住宅ローン、マイカーローン)の相談・実行」「資産運用に関するコンサルティング」といった業務内容を記載します。どのような顧客層に対し、どのような提案を行ってきたのかを具体的に示します。

内部事務(後方事務・本部)経験の書き方

支店内の内部事務(預金、為替、融資事務)や、本部での企画・管理業務(例。人事、経理、システム、リスク管理)の経験も、専門性としてアピールできます。「正確かつ迅速な事務処理体制の構築」「事務プロセスの見直しによる効率化」「コンプライアンス(法令遵守)体制の強化」といった、具体的な役割や貢献を記載します。

実績の示し方。数値化の工夫

銀行業務は、実績を数値で示しやすい職種でもあります。営業職であれば、「預かり資産残高〇〇%増加」「新規融資実行額〇〇円」「担当エリアでのシェア〇〇%獲得」といった形で、可能な限り「数値」を用いて客観的に成果を示すことが、説得力を高める上で非常に重要です。事務職であっても、「事務ミスの〇〇%削減」や「業務プロセスの改善による〇〇時間の工数削減」といった形で、貢献度を示す工夫が求められます。

銀行経験で培った「強み」のアピール

銀行員として培われた汎用的なスキルは、他業種でも高く評価されます。自己PR欄などでは、これらの強みを強調します。例えば、「数字に対する高い意識と正確性」「厳格なコンプライアンス(法令遵守)意識と機密保持の徹底」「顧客の課題を分析し、解決策を提案する論理的思考力」「経営者層や多様な顧客と信頼関係を築く折衝能力」などが挙げられます。

応募先で活かせる経験の強調

最後に、これらの銀行での経験や強みを、応募先企業の業務でどのように活かし、貢献できるのかを具体的に結びつけて説明することが重要です。例えば、金融知識や折衝能力が、異業種の営業職や財務・経理部門でどのように役立つのかを、論理的に示すことが、転職成功の鍵となります。

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キャリアアドバイザー
人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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