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転職活動の職務経歴書。適切な枚数と「2枚」にまとめるコツ

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職務経歴書の「枚数」に関する悩み

転職活動において職務経歴書を作成する際、その「枚数」について悩む方は少なくありません。自身のキャリアを詳細に伝えようとすると情報量が多くなりがちですが、採用担当者は多忙な中で多くの応募書類に目を通します。そのため、職務経歴書が適切な枚数で、簡潔にまとめられているかは、読みやすさ、ひいては選考結果にも影響を与える可能性があります。1枚に収めるべきか、2枚になっても良いのか、あるいは3枚以上になっても良いのか、というのは重要な問題です。

職務経歴書の目安。1枚か2枚か

職務経歴書の適切な枚数に厳密な決まりはありませんが、一般的にはA4用紙で1枚から2枚程度が目安とされています。社会人経験が比較的浅い方、例えば第二新卒や初めての転職(転職1回目)であれば、1枚にすっきりとまとめるのが分かりやすいでしょう。

一方で、10年以上のキャリアを持つ方や、複数の企業、部署、プロジェクトを経験してきた方の場合、具体的な業務内容や実績、スキルをしっかりと記載しようとすると、自然と2枚になることは珍しくありません。内容が充実しているのであれば、職務経歴書が2枚であること自体が、選考で不利になることはありません。

職務経歴書が「2枚」になる場合の構成

職務経歴書が2枚にわたる場合、その構成には工夫が必要です。採用担当者が最も注目するのは「1枚目」です。したがって、1枚目の冒頭には、自身のキャリアの概要を簡潔にまとめた「職務要約」を必ず配置します。そして、直近の職歴や、応募先企業に対して最もアピールしたい実績やスキルを、1枚目に優先的に記載します。

採用担当者が1枚目を見ただけで、応募者の強みや経験の概要を瞬時に把握できるように構成することが重要です。2枚目には、それ以前の職歴や、補足的なスキル(PCスキル、語学力など)、自己PRなどを記載するのが一般的な構成です。

3枚以上になる場合の懸念点と対処法

職務経歴書が3枚以上になることは、基本的には避けるのが賢明です。情報量が多すぎると、「要点をまとめる能力が低い」と判断されたり、最後まで読んでもらえなかったりするリスクが高まります。もし3枚以上になってしまう場合は、記載内容を見直す必要があります。

全ての経験を平等に詳細に書くのではなく、応募先企業の業務内容と関連性が低い古い職歴については、業務内容の記載を簡潔にするか、在籍期間と企業名のみにするなど、情報の強弱(メリハリ)をつけることが求められます。

2枚に収めるための情報の取捨選択

職務経歴書は、自身の全キャリアの記録簿であると同時に、応募先企業への「提案書」でもあります。応募先企業が求めている人物像と、自身の経験がいかに合致しているかをアピールすることが目的です。そのため、関連性の薄い情報を削ぎ落とし、アピールしたいポイントに絞って内容を充実させることが、結果として2枚という適切な枚数に収めるコツとなります。

ページ番号(ノンブル)の記載

職務経歴書が2枚以上になる場合は、採用担当者が書類の抜け漏れや順序の間違いに気づけるよう、必ずページ番号(ノンブル)を記載します。例えば、各ページのフッター(下部)などに、「1/2」「2/2」といった形で、総枚数と現在のページ番号を明記します。これにより、複数枚の書類であっても管理しやすくなるという配慮が伝わります。

枚数以上に重要な「読みやすさ」

最終的に、職務経歴書が1枚であれ2枚であれ、最も重要なのは採用担当者にとっての「読みやすさ」です。適切な余白、見やすいフォントサイズ、見出しの活用などを心がけ、情報が整理されていることが一目で分かるレイアウトを作成することが、書類選考を通過するために不可欠です。2枚であっても、内容が整理され読みやすければ、自身の経験を十分に伝える有効な書類となります。

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キャリアアドバイザー
人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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