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転職1回目(初めての転職)の職務経歴書。書き方の基本とアピール術

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初めての転職と職務経歴書の重要性

社会人になって初めての転職活動、つまり1社目の会社から2社目の会社を目指す際、多くの方が作成に戸惑うのが「職務経歴書」です。履歴書とは異なり、職務経歴書には決まったフォーマットがなく、これまでにどのような業務経験を積み、どのようなスキルを身につけてきたのかを自由にアピールする書類です。

「1社しか経験がないから書くことが少ない」と不安に思うかもしれませんが、全くそんなことはありません。その1社で得た経験や学びを、いかに具体的に、かつ魅力的に伝えるかが、書類選考を通過するための鍵となります。

1社経験の場合のフォーマット(形式)

転職1回目で、経験企業が1社のみの場合、職務経歴書のフォーマットは、時系列に沿ってキャリアを記載する「編年体式」が最も一般的で分かりやすいです。入社から現在(あるいは退職)までの業務内容や役割の変遷を採用担当者がスムーズに理解できます。分量は、A4用紙1枚程度にまとめるのが目安です。情報は詰め込みすぎず、読みやすさを心がけます。

職務要約の書き方。1社での経験を簡潔に

職務経歴書の冒頭には、これまでのキャリアの概要をまとめた「職務要約」を記載します。採用担当者が最初に目を通す重要な部分です。

ここでは、1社でどのような業界の、どのような職種として、どのような業務に従事してきたのかを3行から5行程度で簡潔にまとめます。その経験を通じて得た最もアピールしたい強みや、今回の転職で目指す方向性(例。「〇〇の経験を活かし、〇〇の分野で貢献したい」)を添えると、キャリアの一貫性や意欲が伝わります。

職務経歴欄の具体的な書き方

転職1回目の場合、職務経歴欄に記載できるのは当然ながら1社分のみです。だからこそ、その1社での経験を「どれだけ具体的に書けるか」が勝負となります。まず、会社概要(事業内容、従業員数、売上高など)を簡潔に記載し、次に在籍期間、所属部署、役職を明記します。

そして、担当した業務内容を具体的に記述します。単に「〇〇を担当」と羅列するのではなく、「どのような目的で」「どのような工夫をして」「どのような結果(成果)が出たのか」を盛り込むことが重要です。可能であれば、「売上目標〇〇%達成」「コスト〇〇円削減」「業務時間を月〇時間短縮」といった数値で示せる実績を記載すると、説得力が格段に増します。

明確な実績がない場合の工夫

「まだ若手で、数値で示せるような大きな実績がない」という場合でも、アピールできることは必ずあります。例えば、日々の業務の中で「ミスを減らすためにチェックリストを作成・運用した」「後輩の指導のために簡易マニュアルを作成した」「非効率な業務プロセスを改善する提案をした」といった、主体的に考え行動した「工夫」や「プロセス」を具体的に記載します。こうした姿勢は、第二新卒や若手の転職において高く評価されます。

自己PR欄でのアピール方法

自己PR欄では、職務経歴欄で示した経験を踏まえ、1社目の経験で培ったスキルが、応募先企業(2社目)でどのように活かせるのかを具体的に述べます。

専門的なスキルだけでなく、1社目の社会人経験で身につけた基本的な「ビジネスマナー」「PCスキル(Word、Excelなど)」「コミュニケーション能力(報告・連絡・相談)」なども、未経験者とは一線を画す強みとしてアピールできます。1社で何を学び、それを次のステージでどう発揮したいのか、という前向きな意欲を伝えることが重要です。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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