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職務経歴書の自己PRが思いつかない時の対処法。転職のための強みの見つけ方

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職務経歴書の自己PRが思いつかない悩み

転職活動において、職務経歴書の自己PR欄を前に手が止まってしまう方は少なくありません。「自分にはアピールできるような立派な実績はない」「特別なスキルもない」と感じ、何を書けば良いか思いつかない、という悩みです。しかし、自己PRは必ずしも華々しい成果を競う場所ではありません。自身の仕事への取り組み方や強みを採用担当者に伝え、入社後に活躍できる可能性を感じてもらうための重要な項目です。

自己PRが思いつかない理由

自己PRが思いつかない主な理由の一つに、自身の日常業務を「当たり前のこと」と捉えすぎている点があります。毎日行っている作業や、苦労して乗り越えた業務改善も、日常に溶け込むと「できて当然」と感じ、アピール材料として認識しにくくなります。また、「強み」とは何か特別な才能や役職、数値的な実績でなければならない、と思い込んでいる場合もあります。

強みを見つける第一歩。過去の経験の棚卸し

自己PRの材料が思いつかない時は、まず過去の業務経験を時系列で詳細に書き出す「キャリアの棚卸し」を行います。どのような業務を担当し、どのような場面で苦労し、それをどう乗り越えたか、どのような時に喜びや達成感を感じたかを具体的に思い出します。大きなプロジェクトや役職でなくても構いません。

大きな実績がなくても大丈夫。業務プロセスや工夫の振り返り

目に見える数値的な実績(売上〇〇%アップなど)が思いつかない場合、業務の「プロセス」や「工夫」に焦点を当てます。例えば、「ミスを減らすために独自のチェックリストを作成した」「後輩が業務を覚えやすいようマニュアルを整備した」「問い合わせに迅速に対応するため、関連部署との連携方法を改善した」など、日々の業務の中で主体的に行った工夫は、立派なアピールポイントとなります。

「当たり前」を「強み」に変換する視点

自身の業務を客観的に見つめ直し、「当たり前」を「強み」に変換する視点も重要です。例えば、「単調なデータ入力を正確に続けた」ことは、「高い集中力と正確性を持って、責任を持って業務を遂行できる」と言い換えられます。「電話対応が多かった」ことは、「多様な顧客の要望を傾聴し、状況に応じて柔軟に対応できるコミュニケーション能力」としてアピールできます。

応募先企業が求める人物像との照らし合わせ

棚卸しによって強みの候補がいくつか出てきたら、次に応募先企業の求人情報を読み込みます。企業がどのような人物を求めているかを理解し、自身の強みの中から、その人物像と最も合致する要素を選び出して自己PRの核に据えます。自身の強みが、応募先企業でどのように活かせるかを具体的に示すことが重要です。

見つけた強みを自己PRの文章に構成する

アピールする強みが決まったら、それを伝わる文章に組み立てます。まず結論として「私の強みは〇〇です」と提示します。次に、その強みを裏付ける具体的なエピソード(業務プロセスや工夫した点)を述べます。最後に、その強みを活かして、応募先企業でどのように貢献できるのかを具体的に示して締めくくります。この構成により、説得力のある自己PRが完成します。

自己PRは「発見」するもの

自己PRが思いつかないと悩む必要はありません。特別な経験がないのではなく、自身の強みをまだ「発見」できていないだけです。過去の経験を丁寧に振り返り、視点を変えて見つめ直すことで、必ずアピールできる強みは見つかります。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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