職務経歴書と携帯電話番号の記載方法

職務経歴書における携帯電話番号の重要性

転職活動において、応募書類はご自身を伝える最初の手段です。その中でも、採用担当者が迅速にご自身へ連絡するために、携帯電話番号は不可欠な情報であります。選考がスピーディーに進む現代において、日中に連絡が取れる携帯電話番号の記載は、基本的なマナーの一つとなっています。

職務経歴書に記載する連絡先

職務経歴書には、氏名や住所といった基本情報と共に、連絡先を明記します。固定電話番号を記載することも間違いではありませんが、現在では、日中の連絡や面接日程の調整などをスムーズに行うため、携帯電話番号の記載が一般的です。確実に連絡が取れる番号を記載することが重要あります。

携帯電話番号の正しい書き方

携帯電話番号は、職務経歴書の冒頭、氏名などと並べて記載します。その際、「090-XXXX-XXXX」のように、ハイフンを用いて区切るのが、採用担当者にとって最も読みやすい表記方法です。数字の羅列では読み間違いの原因にもなるため、配慮が必要です。もちろん、番号に誤りがないか、提出前に必ず確認する必要があります。

メールアドレスの併記と確認

携帯電話番号とあわせて、メールアドレスも必ず併記します。応募書類の送付や面接日程の詳細など、文書でのやり取りはメールが中心となります。このメールアドレスも、ご自身の携帯電話（スマートフォン）で日常的に確認できるものを記載するのが望ましいです。これにより、企業からの連絡に素早く対応できます。

採用担当者の携帯端末での閲覧

近年、採用担当者が応募書類を、オフィスのパソコンだけでなく、携帯電話やタブレット端末で確認するケースも増えています。そのため、ご自身が作成した職務経歴書が、小さな画面でもレイアウトが崩れず読みやすい状態であるか、配慮することも大切です。PDF形式での提出が推奨されるのは、こうした理由もあります。

携帯端末による職務経歴書の作成

職務経歴書を作成するツールとして、携帯電話（スマートフォン）のアプリやクラウドサービスを利用することも可能です。隙間時間で作成や編集ができる利便性があります。しかし、最終的な体裁の確認や誤字脱字のチェックは、パソコンの大きな画面で行う方が確実です。

応募後の携帯電話への対応

職務経歴書に携帯電話番号を記載した以上、応募後は知らない番号から着信がある可能性を想定しておく必要があります。万が一、電話に出られなかった場合に備え、留守番電話機能を設定し、ご自身の氏名を録音しておくなどの準備も大切です。迅速かつ丁寧な折り返し対応が、良い印象に繋がります。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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