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職務経歴書・キャリア式(キャリア形式)のサンプルと書き方

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転職活動において、ご自身の専門性やスキルを効果的にアピールしたい場合、「キャリア式」という形式で職務経歴書を作成する方法があります。これは、時系列ではなく、ご自身の「職務分野」や「スキル」を軸に経歴をまとめる書き方です。ここでは、キャリア式の基本的な構成サンプルと、作成のポイントを解説します。

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キャリア式(キャリア形式)とは

キャリア式は、ご自身が持つ専門性をカテゴリ(分野)別に分類し、そのカテゴリごとに具体的な業務経験や実績をまとめていく形式です。特定のスキルを深く掘り下げてアピールできるため、専門職の方や、複数のプロジェクトを経験してきた方に適しています。

職務経歴書の構成サンプル(キャリア式)

以下は、キャリア式で職務経歴書を作成する際の基本的な構成例(サンプル)です。


職務経歴書

〇〇年〇月〇日現在

氏名:〇〇 〇〇

■ 職務要約

[ここに、これまでのキャリア全体の概要と、最もアピールしたい強みを簡潔に記述します。]

例:大学卒業後、〇〇(分野)の専門家として約〇年間、一貫して〇〇の業務に従事してきました。特に「△△」と「□□」の分野における知見と実績を有しております。

■ 活かせる経験・スキル(キャリアサマリー)

1.【〇〇〇〇に関する経験】(←スキルカテゴリ1)

[ここに応募先で活かせると考える専門分野を記載します。]

・(具体的な業務内容やプロジェクト実績を記述)

・(その分野での工夫や成果を記述)

・(関連するプロジェクトでの役割などを記述)

2.【△△△△に関する経験】(←スキルカテゴリ2)

[ここに応募先で活かせると考える、別の専門分野を記載します。]

・(具体的な業務内容やプロジェクト実績を記述)

・(その分野での工夫や成果を記述)

3.【□□□□に関するスキル】(←スキルカテゴリ3)

[ここに応募先で活かせると考える、その他のスキル(PCスキル、語学力など)を記載します。]

・(使用可能なツールや資格などを記述)

■ 自己PR

[上記で示した専門性や経験が、応募先企業でどのように貢献できるのか、入社への意” “意欲を記述します。]

■ 職務経歴一覧

[時系列が分かりにくいキャリア式の弱点を補うため、在籍企業と期間を簡潔に時系列(通常は新しい順)で記載します。]

・20XX年XX月 ~ 現在

 〇〇株式会社(事業内容:〇〇)

 - 20XX年XX月 ~ 現在:〇〇部 〇〇課

・20XX年XX月 ~ 20XX年XX月

 △△株式会社(事業内容:〇〇)

 - 20XX年XX月 ~ 20XX年XX月:△△部 △△課


サンプルから学ぶ作成のポイント

スキルカテゴリの立て方

キャリア式を成功させる鍵は、「活かせる経験・スキル」の部分のカテゴリ(分類)の立て方にあります。応募先企業の募集要項を深く読み込み、求められているスキルや経験と、ご自身の強みが合致する部分を抽出し、その分野名をカテゴリとして設定します。例えば「マネジメント経験」「〇〇(特定分野)の専門知識」「新規事業開発経験」といった形です。

具体的な実績の記述

各カテゴリの中には、単に「〇〇を担当」と書くだけでなく、その分野で具体的にどのような成果を上げたのかを(可能であれば数値を用いて)記述します。この具体性が、ご自身の専門性の高さを証明するサンプルとなります。

時系列の補足を忘れない

キャリア式のサンプルで示した通り、専門性を強調する反面、キャリアの変遷が分かりにくくなるため、最後の「職務経歴一覧」で時系列を補足することが非常に重要です。これにより、採用担当者はご自身の専門性とキャリアの全体像の両方を把握でき、誠実な印象を与えます。

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キャリアアドバイザー
人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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