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職務経歴書の書き方と項目別記入例

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転職活動において、職務経歴書はご自身の経験とスキルを採用担当者に伝えるための重要な書類です。履歴書とは異なり、職務経歴書には決まった形式はありませんが、採用担当者が読みやすく、ご自身の強みが伝わるように作成する必要があります。ここでは、基本的な構成と、各項目における具体的な記入例を解説します。

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職務要約の記入例

職務経歴書の冒頭には、ご自身のキャリアの概要を簡潔にまとめた「職務要約」を記載します。採用担当者が最初に目を通す部分であり、ここでご自身の全体像を把握してもらいます。

記入例としては、「大学卒業後、〇〇株式会社に入社し、約〇年間、営業職として法人向けの新規開拓および既存顧客のフォローアップに従事してきました。特に〇〇業界向けの提案活動に強みを持っております。」といった形で、これまでの経験と得意分野を3行から5行程度で簡潔にまとめます。

職務経歴詳細の記入例

職務経歴の本体部分では、勤務した企業ごとに、在籍期間、会社概要、所属部署、具体的な業務内容を記述します。業務内容の書き方が最も重要です。

例えば、単に「営業業務」と書くだけでは、ご自身の経験は伝わりません。「〇〇(商材名)の法人営業を担当。担当エリアは首都圏全域で、主に新規顧客の開拓(テレアポ、訪問営業)と、既存顧客(約〇〇社)へのルートセールスおよびアップセル提案を行いました。」といったように、何を、誰に、どのように行っていたのかが具体的にイメージできるように記述します。

実績の具体的な示し方

担当した業務内容に加え、その業務を通じてどのような成果を上げたのかを「実績」として具体的に示すことが、書類選考を通過する上で非常に重要です。可能な限り、客観的な「数値」を用いて表現します。

記入例としては、「個人の営業目標に対し、〇〇年度は120%、〇〇年度は115%と、継続して目標を達成しました。」や、「業務マニュアルの整備を提案・実行し、新人スタッフの教育期間を従来比で〇日間短縮しました。」など、具体的な数字を盛り込むことで、ご自身の貢献度が明確に伝わります。

活かせる経験・スキルの記入例

ここでは、これまでの職務経験を通じて得たスキルや知識をまとめます。特に、応募先企業の業務で役立つと思われるものを中心に記載します。

パソコンスキルを記載する場合、例えば「エクセル」であれば、単に「使用可能」と書くのではなく、「VLOOKUP関数やピボットテーブルを使用したデータ集計・分析が可能」といった形で、どの程度のレベルで扱えるのかを具体的に示します。その他、語学力(TOEIC〇〇点など)や、専門資格(〇〇免許取得)なども記載します。

自己PRの記入例

書類の最後には「自己PR」欄を設け、これまでの経験を通じて培ったご自身の強みと、それを応募先企業でどのように活かせるのか、入社への意欲を伝えます。

記入例としては、「前職では、多様な顧客ニーズに対応する中で、高い課題ヒアリング能力と柔軟な提案力を培いました。この経験を活かし、貴社の〇〇部門において、顧客満足度の向上と業績拡大に即戦力として貢献していく所存です。」といったように、ご自身の強みと入社後の貢献イメージを結びつけて記述します。

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キャリアアドバイザー
人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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