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履歴書の「住所」の数字。漢数字とハイフン、転職で評価される正しい書き方

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履歴書の住所欄。数字の書き方で印象が変わる

転職活動(中途採用)で使用する履歴書は、あなたのプロフィールを企業に伝えるための「公的な応募書類」です。その中でも「現住所」欄は、採用・不採用通知の郵送や、入社後の各種手続きにも使われる、非常に重要な情報となります。

「たかが住所」と思うかもしれませんが、採用担当者は、この欄の「数字」の書き方一つからも、あなたの「仕事の丁寧さ」や「ビジネスマナーへの理解度」を見ています。

「漢数字(かんすうじ)」を使うべきか、ハイフン(-)でつないだ「アラビア数字」を使うべきか。また、パソコン作成の場合は「全角」か「半角」か。

ここでは、採用担当者に好印象を与える、履歴書の住所欄における「数字」の正しい書き方について詳しく解説します。

「〇丁目〇番地」と「ハイフン」。どちらが正しいか

まず、応募者が最も悩むのが、番地(ばんち)の表記です。

(例1)東京都千代田区丸の内一丁目二番地三号

(例2)東京都千代田区丸の内1-2-3

結論から言いますと、どちらの書き方で記載しても、ビジネスマナーとして間違いではありません。

(例1)の「〇丁目〇番地〇号」と漢数字を使う方法は、最もフォーマルで丁寧な書き方です。

(例2)の「1-2-3」とハイフン(-)でつなぐアラビア数字の表記は、現代のビジネス文書では一般的であり、履歴書で使用しても全く問題ありません。簡潔で分かりやすいという利点もあります。

パソコン作成時の最重要ルール。「全角」と「半角」の統一

手書きではなく、パソコン(PC)で履歴書を作成する場合、この「数字」の扱いであなたのPCスキルやビジネスマナーが問われます。

それは、「全角(ぜんかく)」と「半角(はんかく)」のどちらで入力するか、という点です。

(全角)1-2-3

(半角)1-2-3

履歴書のような横書きのビジネス文書において、数字は**「半角(アラビア数字)」で統一するのが、現在のビジネススタンダードです。

全角の数字やハイフンは、見た目にもアンバランスで(間延びして見え)、読みにくくなります。

パソコンで履歴書を作成する際は、番地や部屋番号といった全ての数字を「半角」**で入力することを徹底しましょう。

マンション名・アパート名と「部屋番号」の数字

住所欄のもう一つの重要なルールは、「省略しない」ことです。

建物名は絶対に省略しない

住所が長いからといって、「〇〇マンション 101号室」といった建物名や部屋番号を省略するのはNGです。

採用担当者から見ると、「公的書類の作成が雑だ」というマイナスの印象を与えますし、何よりも内定通知書などの重要書類が「宛先不明」で届かないという、致命的なリスクが発生します。

必ず、住民票(じゅうみんひょう)に記載されている通りの、正式な住所(建物名・部屋番号)を記載します。

「号室」は書くべきか

「101号室」と「号室」まで書くのが最も丁寧です。

ただし、スペースの都合などで「〇〇マンション 101」と記載しても、それ自体が大きなマナー違反として扱われることはありません。

「ふりがな」欄の数字はどうするか

履歴書の様式(フォーマット)に、住所欄の「ふりがな(フリガナ)」欄がある場合のルールです。

ふりがなは、原則として「漢字」や「読み方が難しい地名」のために振るものです。

したがって、「番地」や「部屋番号」といった**「数字」の部分に、ふりがなを振る必要はありません。**

ふりがなを記載するのは、「都道府県名」から「市区町村名」、そして「町名(〇〇町、〇〇)」までです。

(例:とうきょうとちよだくまるのうち)

(配慮)マンション名(建物名)のふりがな

ただし、マンション名が「難しい漢字(例:〇〇邸)」や「外国語(例:Chateau 〇〇)」で読み方が分かりにくい場合は、マンション名(建物名)までふりがなを振っておくと、採用担当者にとって非常に親切な対応となります。

結論。住所の数字は「正確性」と「統一感」が命

履歴書の「住所」欄の「数字」は、あなたの「仕事の正確性」や「丁寧さ」をアピールする最初の項目です。

  • 「省略しない」:都道府県名から、マンション名・部屋番号まで全て記載する。
  • 「統一する」:漢数字(一丁目)で書くか、アラビア数字(1丁目)で書くかを統一する。
  • (PC作成の場合):**「半角」**で入力するのが、現在のビジネスマナー。

このルールを守ることが、採用担当者に「この人は信頼できるビジネスパーソンだ」という最初の安心感を与える鍵となります。

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キャリアアドバイザー
人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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