【職務経歴書テンプレート付き】2社分の職歴を正しく・効果的に書く方法|採用担当者に伝わる構成とポイント
「職務経歴書に2社分の経験をどう書いたらいい?」「テンプレートが欲しいけど、どこからどう始めればいいかわからない…」
転職活動で必ず提出が求められる職務経歴書。
2社以上の勤務経験がある場合、職歴の整理や伝え方に悩む方も多いのではないでしょうか?
「何をどこまで書けばいいの?」「前職と現職、どっちを重視すればいい?」といった疑問が出てくるのは自然なことです。
そんな時に役立つのが、2社経験を前提とした職務経歴書の書き方とテンプレートです。
この記事では、
- 2社分の職歴を整理しやすい構成
- 読みやすく、印象に残るポイント
- すぐに使えるテンプレート(コピペOK)
を詳しく解説します。
✅ 2社分の職歴を書くときの基本構成
職務経歴書では、1社ごとに職務内容と実績を分けて記載します。
業種や職種が異なる場合も、「応募先で活かせる経験」を中心に見せることがポイントです。
■ 職務経歴書の構成(2社の場合)
- タイトル(職務経歴書)
- 氏名・作成日・連絡先(任意)
- 職務要約(全体のキャリアを簡潔にまとめる)
- 職務経歴(1社目 → 2社目)
- 保有スキル・資格
- 自己PR(応募先に合わせてカスタマイズ)
📄 2社用テンプレート(そのまま使える例文つき)
【職務経歴書】
氏名:山田 太郎
作成日:2024年◯月◯日
電話番号:090-XXXX-XXXX
メールアドレス:example@email.com
■ 職務要約
営業職として計6年の実務経験があります。1社目では個人・法人への新規開拓を、2社目ではIT系商材の提案営業と導入支援を担当。2社で培った提案力・調整力を活かし、常に顧客ニーズに応じたソリューションを提供してきました。
■ 職務経歴
【1社目】株式会社ABC
在籍期間:2018年4月 ~ 2021年3月
雇用形態:正社員
職種:営業職(個人・法人向け)
業務内容:
- 家電製品の販売営業(個人・法人)
- テレアポ・訪問営業を通じた新規顧客獲得
- 商品の提案から契約・納品まで一貫対応
実績・成果:
- 新規契約獲得数 月平均15件を達成
- 年間売上トップ3入り(2019年度)
- 後輩社員のロールプレイング研修を担当
【2社目】株式会社XYZ
在籍期間:2021年4月 ~ 現在
雇用形態:正社員
職種:法人営業(ITソリューション)
業務内容:
- クラウドサービスの提案・導入支援
- 大手企業向け提案書作成、要件ヒアリング
- 社内外の調整、リリース後のフォローアップ
実績・成果:
- 売上目標120%を2年連続で達成
- 導入案件の平均リードタイムを30%短縮
- 社内営業コンテストで優秀賞を受賞(2023年)
■ 保有スキル・使用ツール
- Microsoft Office(Excel、PowerPoint、Word)
- Salesforce、kintone、Google Workspace
- 顧客管理・SFAツールの運用経験あり
■ 保有資格
- 日商簿記2級
- TOEIC 760点
- 普通自動車第一種運転免許(2015年取得)
■ 自己PR
2社で培った営業経験を通じ、ヒアリング力・提案力・チーム連携力を高めてきました。特に2社目では複数部署と連携して業務を進めることが多く、全体最適を意識した提案ができるようになりました。今後はこれらのスキルを活かし、貴社の業務効率化・顧客満足向上に貢献したいと考えております。
📝 テンプレート利用時のカスタマイズポイント
セクション | カスタマイズのコツ |
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職務要約 | 応募職種に合う「経験年数」「スキル」「業界」を強調 |
業務内容 | 専門用語はなるべく避け、読みやすく記述 |
実績・成果 | 数字(件数・割合・期間)を使って客観的に |
自己PR | 「応募企業でどう活かせるか」に着地させる |
よくある質問(Q&A)
Q. 2社の職歴に関連性がない場合はどうする?
→ 「共通するスキル」や「仕事に対する姿勢」を軸に書くのがコツです。たとえば「対人対応力」「マルチタスク処理」などは業種を超えて使えるスキルです。
Q. 2社のどちらを詳しく書くべき?
→ 応募職種と関係の深い経験がある会社を厚めに記載しましょう。 現職が応募ポジションと近ければ、2社目を重視して書いてOKです。
まとめ|2社分の職歴も「整理×戦略」でしっかり伝わる!
✅ 職務経歴書で2社の経験を書くときは、1社ずつ区切って整理し、経験の流れを見せる
✅ 職務要約・実績・自己PRの3点を押さえれば、キャリアの魅力が伝わる構成に
✅ テンプレートをベースにしながら、応募先に合わせてカスタマイズすることで通過率がアップ!
あなたの2社分の経験は、立派な「積み重ね」です。構成と伝え方を工夫して、“選ばれる職務経歴書”を完成させましょう!