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初めての転職における職務経歴書の書き方|未経験者でも伝わる構成・記載例・成功のコツを解説

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初めての転職に挑戦する方にとって、最初にぶつかる壁が「職務経歴書の書き方」です。「何を書けばいいのか分からない」「新卒で入社した1社しか経験がないけど足りる?」「初めての転職でアピールできることがない…」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

しかし、たとえ職歴が1社でも、そこで得た経験やスキルを適切に言葉で伝えられれば、職務経歴書は大きな武器になります。
この記事では、「職務経歴書 初めての転職」というキーワードをもとに、初めて転職活動を行う人に向けた職務経歴書の基本構成、記載例、自己PRのポイント、注意点まで詳しく解説します。


1. 初めての転職で職務経歴書を書く目的とは?

転職活動における職務経歴書の役割は、「これまでの業務経験」「スキル・知識」「仕事への姿勢」を応募先企業に伝えることです。

初めての転職であっても、1社での勤務経験を通じて培ったことは立派なアピール材料になります。

✅ 職務経歴書で伝えるべき主な要素

  • 担当していた業務内容(できるだけ具体的に)
  • 業務上の成果や数字で示せる実績
  • 業務を通じて得たスキルや知識
  • チームへの貢献や改善の取り組み
  • 今後どのように活かしていきたいか

2. 初めての転職者向け|職務経歴書の基本構成

職務経歴書は、A4用紙1~2枚にまとめるのが一般的です。初めての転職では、シンプルな構成で“伝わる内容”にすることが大切です。

▼ 推奨構成

  1. 職務要約(キャリアの概要を3~5行程度で)
  2. 職務経歴(在籍企業での業務内容や実績)
  3. スキル・資格(PCスキル、専門知識、保有資格など)
  4. 自己PR(仕事に対する姿勢や強み)

3. 記載例|初めての転職者向け職務経歴書(事務職の例)

【職務要約】  
新卒で株式会社〇〇に入社し、約3年間一般事務職として勤務。  
書類作成、電話応対、備品管理などの業務を通じて、正確性と効率性を重視した事務処理能力を身につけました。  
部署内の業務改善にも取り組み、マニュアル作成や業務の標準化にも貢献しています。

【職務経歴】  
勤務先:株式会社〇〇(2020年4月~2023年12月)  
雇用形態:正社員/従業員数:約200名/業種:情報通信業  

■担当業務  
・各種書類の作成(請求書、契約書、議事録など)  
・電話・メール対応(顧客・取引先)  
・備品管理および発注業務  
・来客応対、会議室のスケジューリング  
・部内業務マニュアルの作成と更新

■実績・工夫  
・業務マニュアルを整備し、新人教育の効率化に貢献  
・Excelの関数を活用し、毎月の集計作業を30%短縮  
・クレーム対応マニュアルを自主的に作成し、対応品質の向上に寄与

【保有資格・スキル】  
・日商簿記3級  
・MOS(Word・Excel)  
・タイピング:1分間に約250文字入力可能  
・Excel:関数(IF、VLOOKUP、SUMIF)、ピボットテーブル  
・Word:表作成、差し込み印刷、文書フォーマット作成

【自己PR】  
事務職として、正確性とスピードの両立を意識した業務を心がけてきました。  
Excelを独学で学び、日々の業務改善にも積極的に取り組んでいます。  
また、報連相を徹底し、周囲との連携を大切にして業務を円滑に進めてまいりました。  
今後はこれまでに培った基本的な事務スキルと改善意識を活かして、より幅広い業務にチャレンジし、成長していきたいと考えています。

4. 自己PRでの工夫ポイント(初めての転職者向け)

初めての転職では「自己PRに書くほどの実績がない」と感じる方も多いですが、小さな経験でも具体的に書くことで十分にアピールできます。

✅ 自己PRで伝えるべきポイント

  • どのような姿勢で仕事に取り組んでいたか
  • 小さな成果でも、どんな工夫をして達成したのか
  • チームの中でどのように貢献してきたか
  • どんな力を次の職場で発揮したいのか

5. 初めての転職活動で職務経歴書を書くときの注意点

注意点内容
学生時代のアルバイト経験は職務経歴には含めないあくまで“正社員などとしての職歴”を記載。補足的に触れるのは可
一社のみの経験でも気にしなくてよい内容を丁寧に掘り下げれば、十分な説得力を持つ
長すぎない・詰め込みすぎない初めての転職なら「簡潔かつ読みやすい構成」がベスト
不安がある場合はハローワークや転職エージェントに相談添削やアドバイスを受けることで安心感が得られる

6. よくある質問(Q&A)

Q. 初めての転職で職務経歴書は必要?

はい。 応募先企業が提出を求めている場合は必須ですし、自分の経験やスキルを客観的に整理する意味でも、職務経歴書は非常に有効です。


まとめ|初めての転職でも職務経歴書で「自分らしさ」は伝えられる

職務経歴書 初めての転職」というテーマの通り、転職が初めてであっても、しっかりと準備をすれば十分にアピールできます。

✅ たとえ1社だけの経験でも、深掘りして書けば魅力は伝わる
✅ 数字や工夫を添えて、経験を“成果”として見せる
✅ 自己PRでは「仕事への姿勢」や「これからの成長意欲」を表現する
✅ 初めてでも、職務経歴書は自分を伝える大切なチャンス

焦らず丁寧に、自分の経験を言葉にしてみましょう。職務経歴書は、あなたの“働く力”を伝えるための第一歩です。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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