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「英語×看護師」は最強のキャリアパス。語学力を武器に、好条件・ハイクラス求人を勝ち取るための応募書類作成ガイド

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「留学経験を活かして働きたい」「英語を使う環境で、もっと視野を広げたい」

インバウンド需要の回復やグローバル化に伴い、医療現場でも「英語が話せる看護師」のニーズは急上昇しています。英語力を持つ看護師はまだ少なく、希少価値が高いため、うまくアピールできれば年収アップやキャリアチェンジの強力な武器になります。

しかし、転職活動においては「英語が話せます」というだけでは不十分です。採用担当者が知りたいのは、**「その英語力を使って、現場でどう貢献できるのか(医療英語はわかるのか)」**という点です。

本記事では、英語力を活かせる職場の種類と求められるレベル、そして書類選考を突破するために「英語スキル」を効果的にアピールする書き方について解説します。

1.英語力が活きる「5つの職場」と求められるレベル

一口に「英語を使う仕事」と言っても、職場によって求められるスキルセット(会話重視か、読み書き重視か)は全く異なります。自分の得意分野とマッチする職場を選ぶことが、書類選考突破の第一歩です。

① 外国人対応が多いクリニック(美容・都市部・観光地)

  • 場所: 六本木・広尾などの大使館周辺、ニセコ・白馬などの観光地、空港検疫所など。
  • 求められる英語:【会話力・接遇】
    • 日常会話レベル〜ビジネスレベル。
    • 痛みの程度を聞き出す、処置の説明をするなどの「対人コミュニケーション」が重視されます。
  • 書類のポイント: 留学経験や、接客業での英語使用経験が評価されます。「物怖じせず積極的に話しかけられる」姿勢をアピールします。

② インターナショナルスクール・プリスクール

  • 仕事: スクールナースとして、生徒の体調管理や怪我の応急処置、保護者への連絡。
  • 求められる英語:【日常会話・子供対応】
    • 子供に優しく声掛けができる英語力と、保護者(外国人)へ状況を説明できる力が必要です。
  • 書類のポイント: 小児科経験に加え、「異文化への理解」や「柔軟性」を強調します。

③ 外資系企業の産業保健師・コールセンター

  • 仕事: 社員の健康管理、医療機器メーカーのカスタマーサポートなど。
  • 求められる英語:【ビジネス英語・読み書き】
    • メールでのやり取り、英語のマニュアル読解、電話会議への参加など。TOEICの高スコア(700〜800点以上)が明確な基準として見られます。
  • 書類のポイント: PCスキルとセットでアピールします。「英語の文献やマニュアルに抵抗がない」ことが強みになります。

④ 治験コーディネーター(CRC)

  • 仕事: 国際共同治験に携わる場合、プロトコル(実施計画書)が英語であるケースが多いです。
  • 求められる英語:【読解力・医療英語】
    • 話す機会は少なくても、専門的な医学論文や手順書を読み解くリーディング力が必須です。
  • 書類のポイント: 正確性や学習意欲をアピールします。「辞書を引きながらでも正確に内容を把握できる」粘り強さが評価されます。

⑤ 在日米軍基地

  • 仕事: 基地内の病院やクリニックでの勤務。
  • 求められる英語:【ネイティブレベル】
    • 同僚も医師も患者もほぼ外国人という完全な英語環境です。採用ハードルは極めて高く、TOEIC850点以上や実技試験が課されることもあります。

2.「TOEICスコア」+「実務翻訳」でアピールする

履歴書の資格欄に「TOEIC 〇〇点」「英検2級」と書くだけでは、医療現場での即戦力性は伝わりにくいものです。

職務経歴書の自己PRやスキル欄を使って、**「そのスコアで具体的に何ができるか」**を補足説明(翻訳)してください。

  • 単なるスコア記載:「TOEIC 750点取得」
  • 採用担当者に響く書き方:「TOEIC 750点取得。前職の救急外来では、外国人患者様の来院時に初期対応および問診を担当し、医師への引き継ぎをスムーズに行いました。また、痛みを訴える患者様の不安を取り除くための英語での声かけを積極的に行いました。」

このように**「具体的な行動」**とセットで書くことで、「うちの病院でも通訳なしで初期対応を任せられそうだ」とイメージさせることができます。

3.「医療英語は未経験」の場合の書き方

「留学経験はあるし日常会話は得意だけど、医療用語(Medical English)は自信がない」という方は非常に多いです。

しかし、これを正直に「医療英語はできません」と書いては落とされます。以下のように「学習意欲」と「ポータブルスキル」に変換して伝えます。

例文:異文化理解力を武器にする

「オーストラリアへの1年間の留学経験があり、日常会話レベルの英語力があります。医療現場での英語使用は未経験ですが、留学中に培った『相手の文化的背景を尊重し、表情やジェスチャーも含めて意思疎通を図る力』は、不安を抱える外国人患者様へのケアに活かせると確信しております。現在は、医療英語の単語集を用いて自己学習を継続しており、早期に実務レベルへ到達できるよう努めます。」

採用側も、完璧な医療英語を最初から求めていない場合が多いです。重要なのは、**「外国人患者に対して壁を作らず、飛び込んでいける度胸(マインド)」**があるかどうかです。

4.英文履歴書(Resume/CV)を求められたら

外資系企業や一部のクリニックでは、日本語の履歴書に加えて「英文履歴書(Resume)」の提出を求められることがあります。

日本の履歴書(JIS規格)をそのまま英訳するのではなく、英語圏のスタイルに合わせる必要があります。

  • 形式: 基本的にA4サイズ1〜2枚。手書きではなくPC作成が必須。
  • 写真は不要: 英語圏では差別防止のため写真は貼らないのが一般的です(※国内企業の場合は貼るケースもあり、要確認)。
  • Action Verbを使う: 「I was…」ではなく、「Managed(管理した)」「Provided(提供した)」「Achieved(達成した)」などの動詞から文を始め、成果を強調します。
    • Example: Provided high-quality nursing care to over 30 patients daily in a busy acute care ward.

5.英語はあくまで「ツール」。看護スキルとの掛け合わせで勝負する

最後に重要なことは、「英語ができること」を志望動機のメインにしすぎないことです。

病院側が採用したいのは「通訳」ではなく、あくまで「看護師」です。

「英語を使いたいから志望しました」ではなく、

「看護師としての〇〇の経験をベースに、語学力をツール(道具)として活かすことで、貴院を訪れる外国人患者様に安心安全な医療を提供したい」

というスタンスを崩さないようにしてください。

「看護スキル × 英語力」という掛け合わせは、これからの時代、最強の差別化要因になります。自信を持ってその希少性をアピールし、理想のキャリアを勝ち取ってください。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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