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履歴書の「職歴」はただのリストではない。採用担当者が会いたくなる看護師の職歴欄、書き方完全ガイド

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看護師の転職活動において、採用担当者が履歴書の中で最も時間をかけてチェックするのが「職歴」の欄です。名前や住所は単なる基本情報に過ぎませんが、職歴はあなたがどのようなキャリアを歩み、どのようなスキルを持っているかを証明する「看護師としての年輪」そのものだからです。多くの転職者は、単に入退職した病院名を羅列するだけの作業と捉えがちですが、実はこのスペースの使い方一つで、書類選考の通過率は大きく変わります。病院の規模感、配属部署、そして退職理由。これらを正確かつ戦略的に記載することで、あなたのキャリアをより魅力的に見せるための職歴欄の作成術について解説します。

正式名称と規模感の記載で「即戦力」をイメージさせる

職歴欄を書く際の基本ルールは、略称を使わず「正式名称」で書くことです。「〇〇市民病院」ではなく「医療法人〇〇会 〇〇市民病院」と記載します。しかし、これだけでは不十分です。採用担当者にあなたの実力を瞬時に伝えるためには、病院名の下や横に「病床数」と「配属部署」を書き添えるのが鉄則です。

例えば、「医療法人〇〇会 〇〇病院(350床)入職」のあとに「消化器外科病棟(45床)に配属」と記述します。単に病院名だけが書かれている場合、採用担当者はその病院が急性期なのか療養型なのか、あなたがどの規模の組織で働いていたのかをわざわざ調べなければなりません。病床数や診療科があらかじめ記載されていれば、「この規模の急性期外科で働いていたなら、術後管理やドレーン管理は一通りできるだろう」と、あなたのスキルレベルを具体的にイメージしてもらうことができます。この「相手に想像させる手間を省く」配慮こそが、書類選考を有利に進める第一歩です。

異動や昇進は「キャリアの深み」としてアピールする

長く一つの病院に勤務している場合、職歴欄が「入職」と「退職」の2行だけで終わってしまうことがあります。これは非常に損な書き方です。同じ病院内であっても、病棟異動や昇進があった場合は、それらを独立した行として記載することで、経験の豊富さをアピールできます。

「平成〇年〇月 消化器内科病棟に異動」や「令和〇年〇月 副看護師長に昇進」といった記述は、あなたが組織の中で様々な役割を経験し、評価されてきたことの証明になります。特に、ジェネラリストとして多様な診療科を経験している場合や、リーダー業務などのマネジメント経験がある場合は、職務経歴書を見てもらう前の段階で「頼りになる人材」という印象づけを行うことができます。職歴欄は単なる事実の羅列ではなく、あなたの成長の軌跡を示すスペースとして活用してください。

転職回数が多い場合のスマートな見せ方

看護師はライフステージの変化やスキルアップのために転職を重ねることが多く、職歴欄の行数が足りなくなることも珍しくありません。転職回数が多いことをネガティブに捉える必要はありませんが、書き方には工夫が必要です。

もし行数が足りない場合は、配属部署などの詳細を省略し、病院名と入退職の事実のみを1行にまとめて書く方法があります(例:平成〇年〇月 〇〇病院 入職(平成〇年〇月 退職))。また、どうしても書ききれない場合は、最終学歴の開始時期を調整する(中学校卒業からではなく、高校卒業または専門学校入学から書く)ことでスペースを確保します。重要なのは、直近の職歴や、今回応募する求人と関連性の高い職歴を目立たせることです。古い職歴よりも、今のあなたが何ができるかを示す情報にスペースを割いてください。

退職理由は「一身上の都合」だけでいいのか

職歴欄における退職理由は、定型文である「一身上の都合により退職」とするのが基本です。人間関係のトラブルや給与への不満など、ネガティブな理由を具体的に書く必要は全くありません。

ただし、出産や配偶者の転勤、介護など、やむを得ない事情で退職した場合は、それをカッコ書きで添えることがプラスに働く場合があります。「一身上の都合により退職(出産のため)」や「(配偶者の転勤に伴う転居のため)」と記載することで、採用担当者は「この人はトラブルで辞めたわけではない」「環境が整えば長く働ける人だ」と安心することができます。また、派遣やパートなどの契約期間満了の場合は、「契約期間満了により退職」と明記し、自分の意思による早期離職ではないことを明確に伝えてください。

最後に全体を俯瞰し「空白期間」の説明を準備する

履歴書を書き終えたら、必ず全体を見渡して「空白期間(ブランク)」がないかを確認してください。退職から次の入職までに数ヶ月以上の空きがある場合、採用担当者は必ずその理由を気にします。職歴欄に直接書く必要はありませんが、留学、資格取得の勉強、療養、育児など、面接で聞かれた際にポジティブ、あるいは正直に答えられるよう準備をしておく必要があります。

履歴書の職歴欄は、あなたの看護師としての人生を凝縮したカタログです。正確なデータだけでなく、そこに込められた経験の密度や、読み手への配慮が滲み出るような丁寧な記述を心がけてください。整然と書かれた美しい職歴は、あなたの仕事に対する誠実さを無言のうちに語り、書類選考の突破を強力に後押ししてくれます。

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キャリアアドバイザー
人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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